他人の贈与税を自分のクレジットカードで支払ってマイルを貯めた体験談
2017年から、各種税金がクレジットカード払いできるようになりました。
せっかく税金の支払いするなら、クレジットカードで支払って、マイルを貯められたら良いですよね。
しかし、税金支払い者とクレジットカード名義人が違う場合、支払い可能なのか疑問に思う方は多いです。
そこで、今回は、他人の贈与税を自身のクレジットカードで支払い可能かどうか、体験しましたので報告します。
注意点もあるため、最後までお読み頂いた方が良いでしょう。
これはある意味、バイマイルの新しい方法と言えるかもしれません。
Contents
税金をクレジットカード払いするメリット
税金をクレジットカード払いするメリットは、大きく2つあります。
- 支払った分のポイントがもらえる
- 分割払いに移行できる
以上の2点に尽きるのではないでしょうか。
税金のクレジットカード払いでポイント/マイルを獲得
陸マイラーのように、ポイントやマイルを貯めたい人にとっては、手数料とポイント還元率を天秤にかけて、支払い方法を決める人もいます。
決済手数料は1万円につき76円(税抜)で、支払い金額の0.76%のため、クレジットカードのポイント還元率がそれ以上であれば、クレジットカードを支払っても損をしないことになります。
例えば、100万円の税金を国税クレジットカードお支払いサイトで、決済するとします。
100万円の支払いに対して、7,600円(税抜)の決済手数料を支払います。
しかし、ポイント還元率1.0%のクレジットカードで支払うとすると、100万円の支払いにより、10,000ポイント/マイルもらえます。
以上より、1ポイント/マイル=1円として、クレジットカードで支払うことで、2,400円分得をすることになるのです。
また、10,000マイルあると、羽田-新千歳間を往復できる航空会社もあるため、7,600円の決済手数料で、2〜5万円の航空券を獲得することができて、ポイントの価値が上がります。
そのため、決済手数料を支払っても、クレジットカード払いを選択する理由があるのです。
税金をクレジットカード払いすることで分割払いにできる
想定以上に多額の税金が来たり、今すぐに準備できない状況だったりする場合は、分割払いを視野に入れることになります。
現金による納税の場合は、税務署に相談した上で、手続きが必要になるケースがあり、やや面倒です。
しかし、クレジットカード払いだと、その面倒な手続きがないため、利用しやすいです。
例えば、国税のクレジットカード支払いサイトで、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いの中から選択するのみです。
この国税クレジットカードお支払いサイトでは、分割払いにしても、手数料がかからないことになっています。
他人の贈与税を自分のカードで支払いは可能??体験談
結論から言うと、自分名義ではない税金を自分のクレジットカードで支払うことは可能です。
理由は、納税通知書に記載された納税者と実際に支払うクレジットカードの名義は紐付いていないためです。
私が実際に代替で支払ったのは、親戚の贈与税です。
金額にして、150万円ほどありました。
国税クレジットカードお支払いサイトで必要事項を入力し、最後のクレジットカード情報を入力する際に、自分名義のクレジットカード情報を入力しました。
結果、問題なく決済まで進み、納税が完了できました。
税務署に確認したところ、どんな手段であれ、支払ってくれさえすれば良いとのことでした。
そこに、名義が違うということは、全く問題にならないということです。
ただ、かなり重要な注意点があります。
税金をクレジットカードで分割払いする時の注意点
税金をクレジットカードで支払う際の注意点は、決済手数料を支払う点です。
先ほど、国税のクレジットカード支払いサイトでは、以下のような支払い方法の選択肢があると説明しました。
- 一括払い
- 分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)
- リボ払い
しかし、試しに分割払いを選択してみたところ、決済完了ができませんでした。
カード決済額上限を超えてしまったのかと思い、カード会社に問い合わせましたが、全く問題ありませんでした。
最終手段としては、国税クレジットカード支払いサイトにて一括払いし、その後で、クレジットカード会社に、リボ払い等、支払い方法を指定することで解決することがわかりました。
税金を支払って、ポイント数が上回ったところで、カード会社のリボ払いになってしまうということです。
どのカードであれば、国税クレジットカードお支払いサイトで、クレジットカード分割払いを選択できるかは、やってみなければわかりません。
クレジットカード会社により、対応が違ってくるため、各々確認してから利用した方が良さそうです。
結局、一括払いを選択し、支払いを完了しました。
税金を払ってはいけないクレジットカードとは
税金納付に使用すべきではないクレジットカードもあります。
それは、決済による付与ポイントが対象外だったり、半減してしまったりするクレジットカードです。
こういったカードで決済してしまうと、付与ポイントより、国税クレジットカードお支払いサイトにかかる決済手数料の方が多くなるため、注意が必要です。
例えば、アメックス系のクレジットカードが該当します。
クレジットカードを1枚だけで使用していると、知らないうちにポイントを取り逃がしてしまったり、決済手数料の方が多くなり、損をすることになります。
必ず2枚以上を持ち合わせておくことをオススメします。
税金納付にオススメのカードをご紹介しておきます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードのキャンペーン
税金納付には、セゾンプラチナ・ビジネスアメックスカードがオススメです。
セゾンプラチナビジネスは、マイル還元率が1.125%あり、JALマイルが貯まります。
国税クレジットカードお支払いサイトで支払うと、0.45%お得になるのです。
100万円の支払いで、4,500円相当がポイントやマイルで還元されることになります。
カード名に、”ビジネス”とありますが、個人でも発行可能です。
年間決済額が200万円以上あると、翌年の年会費が半額10,000円(税別)になったり、世界中のVIPラウンジを利用可能なプライオリティ・パスが無料で付帯します。
まとめ
今回は、他人の贈与税を自身のクレジットカードで支払いをするという体験について書きました。
各種税金は、自分名義ではない税金を自分のクレジットカードで支払うことは可能
これはある意味、バイマイルの新しい方法と言えるかもしれません。