中国国際航空ビジネスクラス利用!子連れで北京経由ウィーンへ行ってみた評判と感想
子供が産まれる前は、好きなだけ行けた海外旅行も、小さい子供がいると、避けたくなりますよね。
でも、海外旅行へ行きたい。。と葛藤が解けないまま過ごしている方がいるのではないでしょうか。
そのような方に、私が子連れ海外旅行で準備・経験をした様子を参考にしていただければと思います。
少しでも、勇気が湧いてくるのではないでしょうか。
その内容とは。。。
2017年7月に1ヶ月間、オーストリアに滞在しました。
こちらは日本の大富豪の集まりがすごくて。。。お話てんこ盛りなのですが、その詳細は別途ブログで報告します
今回は、タイトルの通り、「中国国際航空」「ビジネスクラス」「子連れ」「北京乗り継ぎ」という、勇気を振り絞っての旅行を経験しましたので、報告します。
Contents
子連れ旅行のための航空会社の選び方
小さい子供(1歳と4歳)がいるので、どのルートが良いか検討していました。
大人だけなら、旅費やマイルを考えた旅程で構わないのですが、相当悩みました。
というのも。。。
2017年5月のゴールデンウィークに、成田発でムンバイ経由(ANA特典エコノミー)、パリ経由ミュンヘン(エールフランス航空ビジネスクラス)に行きました。
この時、どうもANAのCAさんの対応が、我々子連れには合わなかったり、長時間の満席エコノミーだったりで、疲労満載であまり良い思い出がありません。
そこで、いくつかのルートを検討しました。
- ケース1 日系航空会社 羽田発直行便 エコノミークラス 3席で50万円代後半
- ケース2 エミレーツ航空 ドバイ乗り継ぎ エコノミークラス 最安値 3席で30万円以内
- ケース3 中国国際航空 北京経由 ビジネスクラス 3席で70万円代
特に、ムンバイ – 成田はトラウマになったくらいです。
そこで、子連れ旅行はビジネスクラスだ!という強い想いが頭から離れず。。。
思い切って、中国国際航空のビジネスクラスのチケットを購入しました!
しかし、出発1週間前には後悔して、キャンセル料金を問い合わせてみたり、行く前から疲労感が漂っていた記憶があります。
ちなみにキャンセル料金は1人30,000円程度だったと記憶しています。
と考え過ぎても何も変わらないので、とにもかくにも、ウィーンに行くまでを何度も何度もイメージトレーニングをしました。
起こり得る事象を考えて、ネットで疑問が解決しなければ、電話で問い合わせました。
中国国際航空ビジネスクラスのチケットのお得な購入方法を知りたい方は、「中国国際航空ビジネスクラスのチケット発券はどのポイントサイトがお得?」の記事をご覧ください。
ヨーロッパで免税・還付を受けるためには、子連れ旅行で乗り継ぎ便は避けるべき理由
ヨーロッパに行くとみんな楽しみにしているのが、ショッピングですよね。
ブランド好きにはたまらない。。。
私もそうです。
そこで、チケットを購入する際に、もう一つ注意した点は、ヨーロッパ内で乗り継ぎをしないこと。
理由は、子供と荷物を持って、「どこで還付を受けられるかな?」と探したくないですよね。
場合によっては、乗り継ぎ時間が短いケースもあります。
払いすぎた税金を戻す還付という作業は、ヨーロッパを出国する最後の国で行うことを覚えておいてください。
そのため、私は、前項で提示した3つの航空会社を検討しました。
これも、成田-(ムンバイ経由)-(パリ経由)-ミュンヘンで学んだことです。
ミュンヘンの免税手続きの場所は、比較的簡単です。何度も利用しただけあって、場所も勝手もよくわかっています。
しかし、当時のケースでは、パリで還付手続きを行う必要がありました。
大人だけの移動なら、全く構いません。
それが、小さい子供連れとなると、極力移動はしたくないですよね。
ということで、還付を受けたいなら、ヨーロッパ内の乗り継ぎはやめておいた方が良さそうです。
あるいは、乗り継ぎ時間が4時間くらいあると、多少のゆとりがあるかもしれません。
中国国際航空ビジネスクラスの評判と口コミ
事前に、中国国際航空に関して調べていると、わかった点がいくつかあったため、紹介します。
中国国際航空に乗る前の印象はイマイチ
はっきり言って良くなかったです。
少しでも印象を良くするために、この航空会社のビジネスクラスを利用した方々のブログをひたすら読み漁りました。その結果、以下7点がわかりました。
中国国際航空でビジネスクラスの良い口コミ
- 意外に快適
- CAさんが素敵
- 北京空港では中国入国不要(以前は乗り継ぎでも必須でした)
中国国際航空でビジネスクラスの悪い口コミ
- 北京空港国際線乗り継ぎのイミグレーションは激混みで、乗り遅れる可能性がある
- 遅延が多いのでビジネスマンには不向き
- 天候不良等で他空港に到着した場合、自力で日本に戻らなければいけない
- マイルの事後登録が難しい??
中国国際航空に搭乗する前にするべきこと
中国国際空港の日本事務所に、不明点・不安点を電話で問い合わせました。
特にイミグレ混雑でウィーン行きに乗り遅れたらアウトです。更には深夜の乗り継ぎのため、子供2人を私が1人でおんぶに抱っこ+荷物。
想像を絶する深夜イベントです。
搭乗前に確認したことは、こちらです。
- 北京空港に到着したら空港のベビーカーを搭乗ゲートに準備してもらえるか
- マイレージ番号が間違いなく登録されているか
マイル登録についてもウェブで入力し、予約確認書にマイレージ番号(ANAマイレージプラスに加算)が書かれていましたが、それでも、電話で登録されているか確認しました。
電話対応は、非常に良くて、安心できました。
中国国際航空のビジネスクラスの評判と実際は?
こちらは、実際に搭乗した時の様子です。
中国国際航空ビジネスクラスのシート
実際に乗った便とビジネスクラスのシート
1)羽田ー北京 CA168 19:40発 22:40着 プレエコタイプのシート
2)北京ーウィーン CA841 1:50発 5:40着 フルフラット
3)ウィーンー北京 CA842 15:25発 6:25着 フルフラット
4)北京ー羽田 CA181 8:20発 12:30着 フルフラット
行きの羽田ー北京以外は、フルフラットでした。
中国国際航空のビジネスクラスに実際に乗ってみた感想
①「意外に快適」でした!
往路は日本人もちらほらいましたが、ウィーンからの帰国便はほとんどが中国人で更には、我が子2人を含めて子供が8人も座席を占領していました。汗
なので、ビジネスクラスで泣いている子が他にもいましたので、そういう意味では一安心でした。
②「CAさんが素敵」でした!
これは日系のCAさんよりレベル高かったです。
美しさでは日系もこちらも同じくらい美しいです。
が、とにかく気が利きます。私がやろうとしていることの、2歩も3歩も先を読んで色々行動してくれるので、本当に助かりました。
そして、日本人にありがちな遠慮することもなく気持ちよかったです!
③北京空港では中国入国不要(以前は乗り継ぎでも必須でした)でした!
もちろん機内で配布される税関申告書ももらいません。
④北京空港国際線乗り継ぎのイミグレーションは激混みで乗り遅れる可能性がある
今回はめちゃくちゃ空いていまして、往復とも私たち家族だけでした。曜日にもよるのでしょうね。
⑤「遅延が多いのでビジネスマンには不向き」です!
実際に遅延しました。往路で北京空港に到着すると既にウィーン行きの便が1時間半遅延。
でも到着は30分の遅延。
そして、なぜか3日後くらいに時間変更のお知らせがメールで届きました。
復路でも北京発羽田行きが定刻通りに扉が閉まったものの、飛行機が長蛇の列で。。。順番待ちでした。
ここで30-45分ほどの遅延です。
⑥「天候不良等で他空港に到着した場合、自力で日本に戻らなければいけない」
これは経験していませんので、事実は不明です。
⑦「マイルの事後登録が難しい??」
こちらも事実は不明です。が、念には念を入れて事前確認が必要ですね。
実際は子供がいたり荷物があったりで、マイル登録を忘れることが多いです。
中国国際航空の食事
食事の詳細は写メ撮っている方に任せるとして、個人的な感想は普通でした。
特に豪勢という感じもなく、おかゆが食べやすかったです。
飲み物はシャンパンばかり飲んでいました。
食事については、事前に希望と飲み物を、朝食についても食べるかどうか確認していました。
正直、その時点で食べたいかどうかなので、事前に聞かれても……という感じです。
食後や間食にいただいた、ジャスミン茶が美味しく、優雅なティータイムのようでした。
世界の空港ラウンジ
私はSFCとJGCとプライオリティ・パス保持者なので、ラウンジはいつでもどこでも無料で入れます。
今回は、ビジネスクラスということもあり、もちろん、全旅程において、空港ラウンジを利用可能です。
世界中のVIPラウンジを利用可能な、プライオリティ・パスを手にしたい方は、「プライオリティ・パスが無料発行できるクレジットカードランキングTOP3」に詳しく書いています。
羽田空港と成田空港のANAラウンジの大きな違い
羽田空港と成田空港ANAラウンジとの決定的な違いは、「畳の個室」の有無です。
子連れには、成田空港ANAラウンジにある、あの部屋が大変ありがたいのです。
どんな部屋かというと、通路から個室に入るとまず右手にトイレがあります。
さらに奥に和室があり、中にはテレビとテーブルと座椅子が置いてあります。
8畳くらいのスペースでしょうか。
たったこれだけですが、部屋の手前の専用トイレとテーブルとテレビは最高の空間です。
子供を置いて1人でトイレへ行っても安心ですし、ゴロゴロ横になることもできます。
ちなみに、今回は時間切れで、ANAラウンジを利用することはありませんでした。
中国国際航空の北京空港ラウンジ
北京空港エアチャイナラウンジは広々としてオープンなスペースです。
冷蔵庫内にフルーツの盛り合わせパックが置いてあり、子供にも大好評でした。
ラウンジ内エレベータで下の階へ降りると、シャワールームがあり、いつでも無料で利用できます。
中国国際航空のウィーン空港ラウンジ
ウィーン空港には、中国国際航空専用の空港ラウンジはありません。
オーストリア航空ラウンジを使いますが、アジア系のラウンジと比較して、想像を絶する狭さです。
最初は間違えたかと思いました。客も2、3人しかいませんでした。
ミニケーキがあったのが印象的です。
中国国際航空のアメニティはロクシタン
アメニティはロクシタンの白いポーチです。
子供用というのは特に無く、大人と同じ物をいただきました。
大きく開くため、ポーチとしては優秀で、現在ではマイポーチとして活躍しています。
中国国際航空のCAさんは、子供に優しい
CAさんに子供好きが多くて驚きました。泣いていると近寄ってあやしてくれたり、子供用のおもちゃや本を持ってきてくれたりしました。
北京空港に夜中到着するなら、ベビーカーで移動したい
北京空港はとにかく広いです。横移動が長いです。乗り換えの時間があるので、モタモタできません。
私の中では恐怖の乗り継ぎ深夜イベントがありましたので、トイザラスで4,000円ほどで購入した、ストローラーを持ってきていました。
こちらは、羽田のチェックインカウンターで預けました。
この時に、乗り継ぎ時に使用したい旨を伝え、グランドの方が何度も周りの方に確認してくれたのですが、ウィーンまで行ってしまいますとのことでした。
しかし、
北京空港到着前、CAさんにベビーカーを使いたい旨を告げたところ、快い返答ですぐに電話でどこかに連絡していました。
私としては空港のベビーカーを貸してくれるものと思っていました。
機内を出ようとしたら、まだ外は暑いからベビーカーを用意できたら呼ぶわ!と気を遣って頂いたのです。
そして、出てきたのはなんと、自分が預けたベビーカーでした。
空港内では、持参したベビーカーで移動し、乗り継ぎ便に搭乗する前に再度預けることができます。
結局ベビーカーはゲートで預ける事が可能ということがわかりました。
これはウィーンでも北京でも同じです。
しかし、羽田だけはだめでした。。
ここで、気をつけておくことが一点あります。
ウィーン国際空港に到着し、さーて、荷物を取りに行こうと指定番号のターンテーブルへ行く時。。。4歳児が、
「あれ!同じベビーカーがあるよ!」
と教えてくれました。よく見ると、持参したもの。
そう、ターンテーブルとは違うところから出てきていました。
説明するのが難しいのですが、ターンテーブルエリアに入り、自分のターンテーブルに行く手前に、右側に特別に出てくるテーブルがあります。そこにありました。
ちなみに、北京空港にはベビーカーはありません。
しかし、車椅子は沢山あります。なんだか腑に落ちなかったので、借りませんでしたが、少し行くと、小荷物用カートがありましたので、それに寝ている子供を乗せました。汗
時差と閉鎖的な空間で子供はどんな行動をするのか
往路は時間になると寝ていました。21時頃です。
到着時に4歳児を起こしてなるべく自力歩行してもらったのですが。。なんと、降りるとすぐにミニカートがありました!
これに4歳児を乗せて、1歳児はベビーカーで移動し、助かりました。
北京発ウィーン行きも機内ではたっぷり寝ていまして、到着の3時間前くらいに覚醒していました。
帰路は夕食後現地時間18時くらいに機内照明を落とした際にテレビを観ていた4歳児に「寝る時間だよ〜」と声をかけてくれて、フルフラットにしてくれました。
枕や毛布もしっかりセッティングしてもらい、テレビを消して、寝かしつけまでしてくれました。
1歳児はなかなか眠れなくてグズグズぐずぐずすること30分くらいかかりましたが、その後はぐっすり。でも私の方が眠れず。
北京発羽田行きがフルフラットだったので、こちらでがっつり眠る事ができました!でも、到着前にギャン泣きな1歳児でした。
というのも、シートベルトに取り付ける延長ベルトがありまして、これに固定されるのを嫌がり。。。頑張れ自分!な状態でした。
深夜の北京乗り継ぎは空いていました
International Transferに向かって行くのですが、そんなに難しくも無く。ただ、だだっ広い空港なので、歩く、あるく、アルク。。そんなもんでしょう。
移動が夜間だったせいか、皆さんが一斉に言われている乗り継ぎ地獄は一切なし。私たち家族のみでした。
最後に、リモワが凹みました。。。
とんでもない事件がおきました。
ウィーン空港に到着し、荷物をピックしたら。。。なんとリモワが2個とも破損!!
1個はポリカーボネイト製。上部の角ががっつり凹んでいる。2ヶ月前のミュンヘンで購入したばかりなのに。。
もう一つはアルミニウム合金。4年落ち。タイヤが一つ完全に動かない。
あと、これは修理に出してからわかったのですが、側面が凹んだためにフレームもゆがんでいると。
旅行保険が適応され、修理金額が免責の3,000円を引いて戻ってきました。
まとめ
色々悩んだ末に、中国国際航空ビジネスクラスにしたわけですが、大正解でした!
何よりも、自分の体が最も楽になる方法を選ぶのが1番です。
中国国際航空ビジネスクラスのチケットのお得な購入方法がわかる、「中国国際航空ビジネスクラスのチケット発券はどのポイントサイトがお得?」の記事もご覧ください。