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カウアイ島の気になる天気と合せて選びたい服装とは

ハワイ諸島の1つ、カウアイ島。

「庭園の島」「グリーンアイランド」とも呼ばれ、美しいビーチや手つかずの大自然を満喫できる人気のスポットです。

オアフ島と合わせてカウアイ島を訪れる方も多いかと思いますが実は、カウアイ島の気候には、他のハワイ諸島とは少し違った特徴があります。

これからカウアイ島を訪れる予定の方は、パッキングの参考にしてみてくださいね。

カウアイ島は雨が多いって本当? 日本と比較してみる

雨が多いと言われることの多いカウアイ島。

一年を通してモンスーン(貿易風)が吹きつけるため、島の大部分が長年かけて作られた熱帯雨林に覆われているという特徴があります。

湿気のある風が島の中央部にある山へとぶつかり、そこで多量の雨を降らせるのですが、その降水量はなんと世界一!

年間降水量は約1万mmと言われています。

日本で一番降水量の多い高知県でも、年間約3,600mmほどですから、驚きですね。

この雨のほとんどが、モンスーンによるスコールです。

そのため、一日中降り続ける心配はありません。

もう一つ、カウアイ島ならではの地形と天候についても覚えておきましょう。

多量の雨を降らせながら山岳を超えたモンスーンは、今度は西側へ乾燥した空気を運び込みます。

そのため、ワイメアキャニオンあたりの観光を予定している場合は、雨対策がほとんど必要ないと言われています。

ただ、2019年は南西の風によりワイメアキャニオンでも曇りや雨といった天気が多くなっています。

私が滞在した6月末は、ワイメアキャニオンが曇りのため、何も見えませんでした。

同じ島でも、場所によって雨の降り方に違いがありますので、注意してくださいね。

カウアイ島の年間の平均気温

オアフ島は雨季と乾季があることで有名ですが、カウアイ島には明確な差がありません。

最低気温は1月や2月でも20度前後、最高気温は8月で29度ほどとなり、まさに一年中がベストシーズンです。

南国らしい気候のカウアイ島ですが、ワイアレア山など標高の高い場所に行く場合や、車内や店内の冷房、スコールで濡れた後などは、少し寒く感じる場合もあるでしょう。

秋頃になると朝晩ヒンヤリする日もあるため、カーディガンなど1枚羽織るものを持っておくと安心です。

カウアイ島の服装はここに気をつけよう

カウアイ島の基本的な服装

カウアイ島を訪れる際は、基本的にどのシーズンでも、半袖Tシャツと短パンでOKです。

観光地の写真を見てみると、性別や年齢を問わず、タンクトップやハーフパンツなど、露出度の高いファッションで観光している方が多いことに気付きます。

涼しげな生地のスカートや、ワンピース姿の女性も多いですね。

ホテル、ショッピングモール、地元のスーパーマーケット、カウアイ島のどこに行ってもカジュアルな服装の方がほとんどです。

着慣れた動きやすい素材の服を選ぶようにしましょう。

ただし、日差しはかなり強烈です。

女性だけでなく男性や子どもまで、日焼け対策は万全に行いましょう。

UVクリーム、帽子やサングラスも忘れないでくださいね。

長袖長ズボン姿の方はあまり見かけませんが、肌が弱い場合はガードのために持参しましょう。

カウアイ島のドレスコードって?

カウアイ島では、レストランなどのきちんとした場所でも、それほど厳しいドレスコードはありません。

ビーチと同じ格好で大丈夫、とまではいきませんが、男性はアロハシャツやポロシャツ、女性はサンドレス姿などを良く見かけます。

荷物を増やさないよう、必要に応じて現地で購入しても良いですね。

カウアイ島に限らず、あると便利なもの

ホテルや移動車内など、冷房が強い場所が少なくありません。

そんな時のために、薄手の上着が一枚あると便利です。

小さく畳んで持ち運べる、かさ張らないものを選びましょう。

男性の場合は、雨具と兼用できるウインドブレーカー。

女性の場合はショールがおすすめです。

ワンピースに合わせやすく、羽織ったり首に巻いたりと、日焼け対策にも大活躍!

移動中に子どもが眠ってしまった時も、ブランケット代わりにかけてあげられます。

カウアイ島では何を履いたら良い?

足元は、ビーチサンダルやミュールが一般的です。

舗装されているエリアなら良いのですが、カウアイ島は赤土のため、靴が汚れやすいです。

布地のスニーカーは手入れが大変なため、さっと水洗いできてすぐに乾くサンダルがベターでしょう。

カウアイ島のアクティビティに参加するなら気をつけたい服装

トレッキングやハイキングに行く場合は、リゾートエリアとは違う準備が必要です。

虫よけや小枝、草対策として、肌の露出を押さえた服装を用意しておきましょう。

小さな子どもは転んでしまう恐れもあるので、短パンやスカートは避けたいですね。

温度調整しやすいように、上着は前開きなどの脱ぎ着しやすいタイプ、靴は、しっかりとしたスニーカーやトレッキングシューズを用意しましょう。

場所や天候によっては風が強く吹くため、帽子はあご紐のついているタイプがオススメです。

あご紐がない場合は、帽子用のひも付きクリップが100円ショップで手に入ります。

事前に荷物に入れておくと便利ですね。

突然の雨には、撥水性のあるフード付きのウインドブレーカーや、100円ショップで手に入るコンパクトなレインコートがおすすめです。

雨は一時的なため、雨宿りできる場所までの移動用と考えましょう。

雨が止んだ後のことを考えて、濡れた上着やタオルを入れるビニール袋を、合わせて持っておくと便利ですよ。

持ち物については「ハワイでもカウアイ島に行くなら必須の持ち物リスト30選~子連れ用もご紹介~」の記事に詳しく書いています。

ナパリコーストやチュービングをやるなら気をつけたい服装

ナパリコーストを小型ボートで行く場合やチュービングに参加する場合は、普通のアクティビティと違って、濡れる頻度が多いです。

理由は、12,3人乗りの小型ボートは、波しぶきがダイレクトにかかる上、スピード感があり、気温が低い場合、寒気を感じることがあります。

また、シュノーケルをする機会もあるため、行きは良いのですが、帰りは濡れた状態のため、寒さ対策があるに越したことはないです。

ナパリコーストの小型ボートの様子は、こちらをご覧ください。

特に、チュービングは、集合場所から現地まで、窓のない大型バスで片道30分ほど移動します。

チュービングはお尻が常に水に浸かっているため、体が冷えることがあり、帰りのバスでは上着は必須でしょう。

私は、ナパリコーストのボートでもチュービングでも、薄手の防水ウィンドブレーカーを着用しました。

ウィンドブレーカーは、風を通さない上、日焼け対策にもなるため、かなり重宝しました。

チュービングの様子はこちらの動画をご覧ください。

まとめ

カウアイ島は、東京都の3分の2程の小さな島ですが、その地域によって環境に大きな差があります。

一つの島の中で、様々な表情を楽しめるのは、カウアイ島の持つ大きな魅力と言えます。

観光で訪れる場所の気候や気温をしっかりチェックして、その場に合わせた服装選びを心がけましょう。

雄大な自然のパワーを肌で感じながら、旅を満喫してくださいね。

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