子供のアートセラピー課外授業で岡本太郎美術館へ ~割引もあります~
こどものアートセラピーの一環として、「岡本太郎美術館」へ行ってきました。
ビビットカラーが印象的で、こどもが楽しめる場所でした。
と、同時に、こどもの感性を引き出しやすい、立体的な作品がたくさん飾られています。
私たちが訪れた、2018.7.14〜9.24の期間は、企画展「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界」が開催されていました。
常設展に加えて、見どころたっぷりでしたよ〜。
Contents
岡本太郎美術館はこどもも楽しめる色使い
岡本太郎さんの色使いは、原色を使っていて、明るいイメージです。
ほとんど写真は撮れないのですが、常設展にある、たくさんのイスが置いてある空間だけは、作品に座ったり、写真を撮ることが可能です。
こちらは、企画展の展示物です。
左下の作品は、岡本太郎さんご本人の墓石にされているそうです。
岡本太郎美術館でアートセラピストは子どもにどう問いかけるか
小さい頃から絵を描いたり、美術鑑賞が大好きだという、セラピストさんですが、いったい美術の何をどう見るのか、興味がありますよね。
ちなみに、私は絵心が育たなく、絵も美術作品も上手くない。
結果として、幼児の心を引き出すのは、VTS(Visual Thinking Strategies)というより、「色」でした。
VTSを介して、こどもたちが身につけていく「複合的能力」とは、観察、解釈、根拠を持った考察、意見の再検討、複数の可能性を追求する力などです。要は、学びの基礎を作るもの。VTSは強化を横断してこどもたちの学びに有効的です。
こどもの興味のある色から、心理状態を把握したり、その色の変化で心の変化を感じとったり。
それから、「何に見える?」という問いかけもありました。
確かに、岡本太郎さんは、抽象的な作品が多いかもしれません。
そんな中で、こどもなりに見えるものを教えてもらう、というか引き出すという作業ですね。
年齢にあった、問いかけ方、引き出し方というものがあるということに、今更ながら気づきました。
美術鑑賞後の振り返り
美術館出口に、キッズスペースがあり、本がたくさん置いてありました。
そこで本を読みたいという娘。セラピストさんが側についていてくれたので、私は近くのショップをぶらぶら。
少しして戻って見ると、本を読んでいたはずの娘が、塗り絵をしているではありませんか!
しかも、先ほどまで見学していた作品をセラピストさんがサクッと描いてくれて、そこに塗り絵。
さすが余念がないなぁ〜と。母はカフェに行きたくてたまらなかったのですがね。
そして念願のカフェタイム〜。
岡本太郎さんについて
岡本太郎さんは、父は漫画家、母は小説家という、芸術家の長男として生まれ育ちました。
小さい頃から、周りは学力を意識した勉強をさせていた中で、両親は、好きなこと・興味あることに専念させる自由な生き方をすすめていたのです。
それが、彼の作品や名言に残されています。
中でも気に入ったのは、こちらの2つ。
岡本太郎美術館の入場料は、クレジットカードを提示で割引に!
岡本太郎美術館は、下記の何れかを提示すると、2割引で入場券を購入できます。
ただし、購入は券売機で現金支払いです。
- かわさき宙と緑の科学館プラネタリュームの観覧券の半券(当日限り・本人のみ)
- 日本民家園の入場券の半券(当日限り・本人のみ)
- 藤子・F・不二雄ミュージアムの半券・入館引換券(利用から2ケ月間・本人のみ)
- TOKYU CARD・TOP&カード(本人及び同伴者1名様まで)
- WAONカード(本人及び同伴者1名様まで)
- かわさきハッピーライフ(川崎市勤労福祉共済会員書証・本人及び同伴者1名様まで)
- 多摩区子育て支援パスポート(家族全員)
私は、JALカードに付帯している、「TOKYU CARD・TOP&カード」を持参していたため、私とセラピストさんの2名分が割引になりました。
中学生以下は無料です。
JALカードを作ることに興味のある方は、「JALカード入会キャンペーン!「ポイントサイト経由」と「紹介」お得なのは、こちら!」の記事をお読みください。キャンペーンでマイルが一気に貯まる、お得なJALカードが作れます。
岡本太郎美術館へのアクセス
岡本太郎美術館は、神奈川県川崎市にある、緑の多い森の中にあります。
アクセス方法は、向ヶ丘遊園と田園都市線を結ぶバスで「生田緑地入り口」で下車してから、徒歩10分くらいです。
車の場合、「P」と記してある「西口駐車場」に駐車してから、徒歩7-8分で、正面入り口まで行けます。
8月初旬で、夏休み期間に突入しているにも関わらず、駐車場も美術館も空いている、穴場でした。
こどもアトリエの需要が多く、求人も足りてない
セラピストさん曰く、こどものアートセラピーを習いたいという方が非常に増えているとのこと。
それに輪をかけて、こどもにアートセラピーをやらせたい親も急増中。
今まで、暗記命で育ってきた世代から、自由な発想で自分の考えを引き出して、クリエイティブに生きる世代に変わりつつあります。
かつて、「MBA(経営学修士)」は、ビジネスの世界でステータスであり、ひとつの勲章とされてきました。
今、アメリカではMBAよりも、「Master of Fine Arts Administration=MFA(美術学修士)」を持っている人材の方が重宝されています。
給料も待遇も、MBAを持っているより、MFAを持っている人の方が圧倒的に高く評価される時代に変化し、マンハッタンで働く優秀な人は、朝、美術館に寄ってから会社へ向かう人が増えてきました。
まとめ
毎回、行った美術館でポストカードを記念品に購入することにしています。
こどもが選んだのは、「太陽の塔」でした。印象的だったのですね。
岡本太郎美術館は、かなり空いていて、ゆっくり鑑賞することができました。
室内もクーラーがよく効いていて、カフェのメニューやショップの品も充実しています。
緑が多く、とても気持ちのよい場所にあるのも魅力的です。
子どもにとっても、色使いが鮮やかで、興味のわく美術館だったようで、大満足でした。
次回は、大阪万博公園にある、「太陽の塔」や青山にある「岡本太郎美術館カフェ」にも行ってみたいと思います。
「太陽の塔」は、予約が必要で、1ヶ月半くらいは、すでに予約済みになっています。早めに計画を立てましょう。