マイラーにとって、還元率の高いクレジットカード選びは最も気になるところではないでしょうか。
なるべくお金を使わずに、多くのマイルを貯めたいですよね。
しかしながら、いざ高還元率のクレジットカードを探してみると、年会費や入会キャンペーンなどに惑わされます。
残念ながら、探すことに多くの時間を費やしても、マイルは増えません。
クレジットカードを保有して初めてマイルを貯められるからです。
そこで、このページでは、還元率に影響するポイントを洗い出します。
また、そのポイントをベースにおすすめするクレジットカードもあわせてご紹介します。
この流れでクレジットカード選定をスムーズにできれば、最短であなたが求めている高還元率のカードが見つかるでしょう。
1. ANAマイルの還元率をアップさせる8つの仕組み
ANAマイルの還元率を最大化するためには、8つの仕組みを理解する必要があります。
- マイルアップする方法を選択する
- カード会社独自のポイントを意識する
- マイ・ペイすリボに登録する(ANA VISAカードのみ)
- ANAカードマイルプラス特約店で買い物をする
- ANAマイレージモール経由で買い物をする
- 入会キャンペーンを賢く使う
- 継続ボーナスを獲得する
- 飛行機に乗ってボーナスマイルを獲得する
これらは、全て実践することによって、ANAマイルの還元率を最大化できます。それぞれは微力であっても、全て実践すれば効率よくANAマイルを貯められるようになるでしょう。
順を追って解説します。
1-1. マイルアップする方法を選択する
カードの種類 | 10マイルコース | ポイント移行コース |
---|---|---|
ANA visa マスター | 6,000円+税 | ー |
ANA JCB | 5,000円+税 | ー |
ANA visa マスター ゴールド/プラチナ | 0円 | ー |
ANA JCB ゴールド | 0円 | ー |
ANAアメックス | ー | 6,000円+税 |
ANAアメックス ゴールド プラチナ | ー | 0円 |
ANA VISA・マスターカードやANA JCBカードには、カード申し込みの際に、「5マイルコース」と「10マイルコース」の選択があります。
こちらは迷わず、「10マイルコース」に登録しましょう。還元率が2倍(0.5% → 1.0%)になるからです。
オプション料金が年5,400〜6,480円発生します。
たとえば、通常1,000円のカード利用で5マイル加算されるところ、10マイル加算されます。
年間利用額が200万円あると、1万マイル貯まります。オプションをつけていないと、5,000マイルのみです。
ANAアメックスカードは、ポイントをANAマイルに交換するときのみ「ポイント移行コース」に登録しましょう。

年に1回、オプション料金が発生するからです。
クレジットカードでANAマイルを貯めるなら、オプション料金を払っても「10マイルコース」を選択しましょう。ただし、ゴールドカード・プラチナカードではこのオプション料金がかかりません。
1-2. カード会社独自のポイントを意識する
カードの種類 | ポイントプログラム名 | 交換率 |
---|---|---|
ANA VISA マスター | ワールドプレゼント | 1P=3マイル |
ANA JCB | OkiDokiポイント | 1P=10マイル |
ANA アメックス | リワードポイント | 1P=1マイル |
カード会社には、独自のポイント制度があります。
たとえば、ANA VISA マスターカードのポイントプログラムは「ワールドプレゼント」と呼ばれます。
1ポイント=3マイルでANAマイルに交換可能です。交換期限があるため、早めに交換した方が良いです。
なお、交換方法は手動のみです。
交換期限を過ぎるとせっかく貯めたポイントが失効してしまいます。
自動的にANAマイルに移動しないため、このポイントの存在を知らずに取りこぼしてしまうことがあります。
カード会社独自のポイントは早めに手動でマイルへ交換し、還元率を高めておきましょう。
1-3. マイ・ペイすリボに登録する
ANA VISA・マスターカードに限りますが、マイ・ペイすリボに登録すると、還元率が上がります。
最低支払い金額とは、5,000円(プラチナカード・ゴールドカードは1万円から)となります。
1,000円のカード利用でワールドプレゼントが1ポイント(=3マイル)貯まるところ、2ポイント(=6マイル)貯まります。ただし、還元率が上がるメリットがある一方、リボ払い手数料がかかってしまいます。
たとえば、「10マイルコース」に登録し、1,000円の買い物をすると、10マイルの他に2ポイント(=6マイル)が貯まります。全てマイルに交換すると仮定すると、16マイル貯まるのです。
つまり、還元率が1.6%に上がるということです。
マイ・ペイすリボは、リボ払いの手数料が1円でも発生した場合には、ポイントが2倍になるシステムです。
好きな時に支払い金額を増やしたり、減らしたりすることができます。
そのため、マイ・ペイすリボを上手に活用することで、ポイントをどんどん貯めることができるようになります。
1-4. ANAカードマイルプラス特約店で買い物をする
日用生活品などは「ANAカードマイルプラス」で買い物をすることをおすすめします。

ANAカードマイルプラスに登録されている特約店は少ないです。
しかし、セブンネットショッピングやマツモトキヨシオンラインなど、日常的に買い物をする機会が多いショップもあるため、賢く活用して行きましょう。
以下にANAマイルプラス特約店一覧をまとめました。
サービス ショップ名
百貨店 大丸 / 松坂屋 / 阪急 / 高島屋 / 阪神
ネット通販 NARUMIYA オンライン(子供服)
スーパー / コンビニ セブンネットショッピング
ドラッグストア マツモトキヨシ
海外レンタル商品 グローバルWiFi / TripFever「ili(イリー)」(音声翻訳デバイス) / ACE Online Store (スーツケース) / WiFiレンタルどっとこむ
ご覧の通り、登録されている特約店は少ないです。
だからこそ、特約店を覚えやすいというメリットがありますので、ぜひ意識的に利用してみてはいかがでしょうか。
1-5. ANAマイレージモール経由で買い物をする
ANAマイレージモール経由で買い物をすると追加マイルが貯まります。
たとえば、お買い物だけでなく、ホテルやレンタカー、レストラン予約など、毎日の生活でおトクにマイルが貯まるサービスです。
ANAマイレージクラブ会員の方なら、どなたでもご利用いただくことが可能です。
ANAカードマイルプラス特約店をANAマイレージモール経由で利用すると、さらにマイルが貯まります。

ANA公式サイトより引用
こんなイメージです。
カードブランド名 ポイントプログラム名 通常還元率 カードマイルプラス利用時 ANAマイレージモール経由
VISA
MASTERワールドプレゼント 0.8~1.3% + 0.5~1.0% + 1.0%
JCB OkiDokiポイント
プログラム0.5~1.0% + 0.5~1.0% + 1.0%
AMEX - 1.0~2.0% + 0.5~1.0% + 1.0%
ダイナースクラブ ダイナースクラブリワードポイント 1.0% + 0.5~1.0% + 1.0%
オンラインショッピングをする際に、各店舗のオンラインサイトで直接買い物をしても、還元率は1%のみです。
しかし、ANAマイレージモールを経由するだけで、通常還元率の他に追加マイルが獲得できます。
ですから、還元率を上げる大変お得なショッピングサイトになります。
1-6. クレジットカードの入会キャンペーンを賢く使う
初年度のみ有効な「クレジットカード入会キャンペーン」を賢く利用しましょう。
一度にまとまったマイルを獲得する一度だけのチャンスだからです。
たとえば、クレジットカードが手元に届いてから、最初の3ヶ月間で利用した金額に応じて、付与されるマイルがあります。
ANAアメックスゴールドカードは、入会で最大60,000マイルが貯まるキャンペーンが行われています。


これは入会時期やカード会社によってキャンペーンの内容が違います。
一気にマイルをまとめて貯めるチャンスですね。
カードは発行して満足せずに、届いたらまずはキャンペーンの内容を見直してみましょう。
1-7. 継続ボーナスを獲得する
クレジットカード所有1年後に、継続ボーナスが自動的に付与されます。
途中で解約しなければ、必ずもらえるものです。
たとえば、一般カードで1,000マイル、ゴールドカードで2,000マイル、プラチナカードで10,000マイルもらえます。ANAカードであれば、どのカードでも同じ条件です。

ANA公式ページより引用
特にクレジットカードに不満がなければ、カードを継続してボーナスマイルを獲得しておきましょう。
1-8. 飛行機に乗ってボーナスマイルを獲得する
ANA便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えてボーナスマイルが加算されます。
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%(ANA一般カード)
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%(ANAワイドカード・ANAゴールドカード)
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%(ANAカードプレミアム)
たとえば、ANAゴールドカードを持っていて、羽田ー札幌間を特割(マイル積算75%)で搭乗する場合は、片道477マイル貯まります。

ANA公式ページより引用
国内線においては、ANAグループ便に搭乗した場合、または以下の日本国内のコードシェア便をANA便名で予約・搭乗した場合が加算対象になります。
- IBEXエアラインズ
- AIRDO
- ソラシドエア
- スターフライヤー
- オリエンタルエアブリッジ
国際線においては、航空券の便名がANA便名であっても、他社運航によるコードシェア便は加算対象外になりますので注意しましょう。
2. 還元率アップと年会費並びに費用の関係
今までは還元率をどのように上げるかにフォーカスしてお伝えしました。
次に年会費や手数料について、また、さらに還元率を上げる方法を詳しくみていきましょう。
2-1. 年会費を下げられるカードとは
VISAまたはマスターカードに限り、以下2つの登録をすることで年会費が下がります。
- マイ・ペイすリボ
- WEB明細
マイ・ペイすリボ登録で1,000〜3,500円、WEB明細登録で500〜1,000円がそれぞれ年会費から割引されます。
たとえば、ANA VISA・マスターワイドゴールドカードは、年会費が通常14,000円(税抜)のところ、9,500円(税抜)になります。
たった2つの登録で4,500円もお得になります。
2-2. 還元率を上げるための手数料とは
還元率を上げるためには、どうしても手数料がかかってしまいます。
還元率を上げてマイルを早く貯める手数料には、2種類あります。
- 「10マイルコース」にするための手数料 → 5,400円〜6,480円
- 「マイ・ペイすリボ」による、リボ払い手数料 → リボ払いの残高に対して、15%の日割計算した手数料元金の合計
手数料無料の「5マイルコース」もありますが、還元率が0.5%とあまり良くないためお勧めできません。
還元率を上げるためには、上記のような手数料を考慮した上で登録しましょう。
ただし、ゴールドカードの場合、年会費が高くなりますが「10マイルコース」の手数料が無料になります。また、付帯するサービスも充実しているため、お得に感じる場合が多いです。
先ほど紹介したように、ANA VISA・マスターワイドゴールドカードは年会費を4,500円(税抜)ほど下げられます。ですから、「10マイルコース」の手数料が無料になる、ゴールドカードを選択してしまっても良いですね。
2-3. 還元率を上げる「マイ・ペイすリボ」利用の裏技
一般的にリボ払いというと、手数料が高いといったネガティブなイメージがあります。
一方でポイントが2倍になるというメリットがあります。ワールドプレゼントポイントが1,000円の利用で1ポイントのところ、2ポイント付与されるからです。
たとえば、10万円分の買い物をして、「マイ・ペイすリボ」で翌月に9万円を支払い、翌々月に1万円を支払うとします。受け取るポイントは、以下の通りです。
- 1000マイル → 「10マイルコース」
- 200ポイント(600マイル) → 「マイ・ペイすリボ」でポイント2倍
合計 1600マイル
手数料については、翌々月にリボ払いとなった1万円についてのみかかるため、およそ120円程度です。
「マイ・ペイすリボ」登録により追加された300マイルを120円程度で購入するイメージです。ここだけ見ると、還元率が上がっているのがわかりますよね。
そのため、マイ・ペイすリボを利用する際には、必ず手数料がかかります。ですから、マイルを2倍もらうための手数料を支払いしたと考えましょう。
2-4. 「マイ・ペイすリボ」で損をすることもあります
マイ・ペイすリボで支払い回数が多くなる場合は、損をすることになります。
なぜなら、受け取るポイントよりもリボ払いの手数料のほうが多くなるからです。
たとえば、10万円分の買い物をして、毎月1万円を10回で支払う場合です。得られるマイルは300マイルと決まっているのに、それ以上に手数料の方が多くなってしまいます。
マイ・ペイすリボでポイントを貯めるには、1回目の支払いでほぼ全額を支払います。
そして、2回目で残りを支払うことで、手数料よりも受け取るポイントのほうが多くなるのです。
マイ・ペイすリボは、リボ払いの手数料が1円でも発生した場合には、ポイントが2倍になるクレジットカードです。また、いつでも好きな時に支払い金額を増やしたり、減らしたりすることができます。
上手に活用することで、還元率を上げられます。
3. ANAマイルが高還元率で貯められるクレジットカード4枚を紹介
ここからは、ANAマイルを貯めたい方向けのクレジットカードを一覧でご紹介します。
ANAマイルを貯めるカード選びについては、個人の行動や性格によって選ぶべきカードが違います。
しかし、以下のポイントを考慮されると、ご自身にあったカード選びがスムーズになります。
- 飛行機に搭乗する機会があるか
- ANA提携店を意識して買い物をできるか
- マメな性格か
特に「3. マメな性格か」どうかというのは、「マイ・ペイすリボ」が関係します。リボ払い手数料を下げるためには、支払い金額の変更手続きが必要になるからです。
お得にクレジットカードを申し込みたい方は、各カードをクリックして詳細へ進んでください。
ANAカードを全部合わせると25種類あります。その中から、還元率にフォーカスしたカードを4枚取り上げました。
カード名 還元率 年会費/税込
(家族カード)搭乗ボーナスマイル
ANAワイドゴールドカード
0.8〜1.3%
1.1〜1.6%(マイ・ペイすリボ利用時)10,260~15,120円
(4,320円)25%
ANAアメックスゴールドカード
1.0〜2.0% 33,480円
(16,740円)25%
ANAプラチナムレミアムカード
1.5% 86,400円
(4,320円)50%
ANAアメックスプラチナカード
1.0〜2.5% 162,000円
(無料)50%
表の中では、VISAカードを取り上げていますが、マスターカードも全く同じサービスです。国際ブランドについては、VISA>マスター>アメックス>JCBの順で、使える店舗が多いと考えてください。
それでもまだクレジットカード選びに迷われる方は、付帯サービスも同時に検討してみてください。特に詳細をみるとご自身の状況に合った、利用価値のあるサービスが見つかるかもしれません。
3-1. コストパフォーマンスを気にするなら「ANA VISAワイドゴールドカード」がオススメ
「ANA VISAワイドゴールドカード」は、コストパフォーマンスNo.1の人気カードです。
年会費は、14,000円+税ですが、「マイ・ペイすリボ」の利用で、4,500円の年会費の割引を受けることができます。
1,000円で10マイルもらえる「10マイルコース」が無料で登録できます。
提携店を利用すれば、追加マイルもたまります。
還元率アップに年会費割引とたくさんのメリットをすぐに受けることのできるカードです。
また、入会キャンペーンも大変お得となります。
ANA VISAワイドゴールドカードに付帯するサービスは、以下の通りです。
- ANAカード付帯傷害保険は自動付帯
- 国内航空機遅延保険
- お買い物安心保険
- ANA FESTAや機内販売で10%オフ
- ANA SKY コインへのご交換優遇レート
- 優先チェックイン
- 空港ラウンジサービス
- 電子マネー「iD」・「楽天Edy」搭載
ご覧の通り、各種保険や空港で受けられる優遇サービスは申し分ない内容ですね。
また、当該カード利用の有無に関わらず自動付帯される保険はいざというときに使える優れものです。
実は、海外旅行傷害保険は家族特約付きです。19歳未満の子供にも適応される嬉しいサービスなのです。
3-2. 年に1度は海外旅行をするなら「ANA アメックスゴールドカード」がオススメ

飛行機に乗る機会が多い方には最有力候補のカードです。
たとえば、ANA便の利用時にご自身でカード決済する機会のある方に向いています。
ANAアメックスゴールドカードはステータス性もあり、ANAグループでのカード利用で、ポイントが通常の2倍になります。
年会費は31,000円(税抜)と少し高めですが、付帯サービスや特典が充実しているため、年会費以上の価値は充分あります。
ステータス性を求める人からの支持も高いです。
ANA アメックスゴールドカードに付帯するサービスや特典は、以下の通りです。
- ANAカード付帯傷害保険は自動付帯
- 国内航空機遅延保険
- ショッピング・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- ANA FESTAや機内販売で10%オフ
- ANA SKY コインへのご交換優遇レート
- 手荷物無料宅配サービス
- 空港ラウンジサービス
- 優先チェックイン
ご覧の通り、旅行保険の他に、ショッピングや旅行のキャンセルにおいても対応してくれる保険が充実しています。
手荷物無料宅配など、まさに旅行者のためのカードと言えるでしょう。
保険については、当該カード利用の有無に関わらず自動付帯される海外旅行保険が付いています。また、国内旅行保険はカード利用の場合に適応されます。
何れにしても、家族特約が付帯しており、子供に限らず、ご両親など同居している親族にも適応されますので、盛りだくさんの保険内容ですね。
3-3. 年会費が高くても、早くマイルを貯めたい人は「ANA VISAプラチナプレミアムカード」

インビテーションなしで申し込める希少なプラチナカードです。
ANA VISAプラチナプレミアムカードは、世界の最高を知る旅慣れたエグゼクティブ専用のカードです。国境を超えて、最上級のおもてなしを受け取ることもできます。
還元率は1.5%で、カード入会・継続で10,000マイルプレゼントがあることもありがたいです。
さらに、搭乗時ボーナスマイルが50%加算されるため、マイルが貯まりやすいカードです。
国内ではANAラウンジが、海外ではVIPラウンジが無料で使えます。プライオリティ・パスが1枚ついてきます。
最高1億円の旅行傷害保険、ANAマイルが貯まりやすいなどサービスはさすがプラチナカードと言ったところでしょうか。
海外に行く機会のある方にとっては、付帯する濃いサービスは年会費86,400円(税抜き)以上の価値は大いにあると思います。
ANA VISAプラチナプレミアムカードに付帯するサービスは、以下の通りです。
ANA VISA ゴールドカードとの違いは青字にしています。
- ANAカード付帯傷害保険は自動付帯
- 航空便遅延保険
- お買い物安心保険
- ANA FESTAや機内販売で10%オフ
- ANA SKY コインへのご交換優遇レート
- Visaプラチナゴルフ
- プラチナグルメクーポン
- コンシェルジュサービス
- ANAラウンジサービス
- 優先チェックイン
ご覧の通り、旅行傷害保険は家族特約を含めてカード利用に関わらず自動付帯です。その他に、航空便遅延保険も付帯しているため、航空機や手荷物遅延時にも補償されます。
コンシェルジュサービスが付帯しているため、時間のない時に依頼ごとができて、まるで秘書がいる気分です。
プラチナグルメクーポンでは、会員1名分のコース料理が無料になるご優待サービスも付いています。
年会費は高いように思えますが、相応のサービスを受けられることを考えると、「こんなに安くていいの?」と思えるほど充実した特別なカードです。
3-4. ステータスを求めているなら絶対に「ANA アメックスプレミアムカード」

インビテーションなしで申し込める希少なプラチナカードです。
ANA便に乗る機会が多い方にとっては最も還元率の良いカードであると言えます。ANAグループでのカード利用や搭乗により、マイル還元率が高くなるからです。
また、カード入会・継続をするだけで、10,000マイルプレゼントしてくれます。
ANAグループでのカード利用で、ポイントが通常の2.5倍になります。
更に、ANAグループ便の搭乗時に、フライトマイルに更に50%ボーナスマイルが加算されます。
年会費は150,000円(税抜)と高めですが、航空便遅延費用補償、空港ラウンジ、プライオリティ・パス、旅行傷害保険(国内外最高1億円)など付帯サービスは充実していることを考えるとお得です。
そのため、ANA便に乗る機会の多い方や、ステータス性を求める方からの支持が高いです。
ANA アメックスプレミアムカードに付帯するサービスは、以下の通りです。
ANAアメックスゴールドカードとの違いは青字にしています。
- ANAカード付帯傷害保険は自動付帯
- 航空便遅延保険
- ANAラウンジサービス
- プライオリティ・パスの発行
- ショッピング・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- リターン・プロテクション
- ANA FESTAや機内販売で10%オフ
- ANA SKY コインへのご交換優遇レート
- 手荷物無料宅配サービス
- 優先チェックイン
ご覧の通り、旅行保険が充実しているのはもちろんのこと、旅行やお買い物に関する保険が充実しているのがわかりますね。
特に、リターン・プロテクションは、返品不可のバーゲン品でも返品が可能です。
そのため、購入後に気づいた洋服のほつれなど、気になることが出てきても返品できるので安心して買い物ができますね。
旅行に関するサービスが非常に充実しており、空の旅を楽しむ方には是非持っておいて頂きたい一枚でもあります。
4. まとめ
高還元率にする方法やオススメのクレジットカードを紹介しました。
ついでに、付帯サービスも意識していくと、さらにコストパフォーマンスも上がりますよね。
特に保険については、家族での移動となると、保険の家族特約が気になります。
海外でのケガや盗難等の事故などに適応されるため、クレジットカード付帯の保険は嬉しいサービスではないでしょうか。
なるべく諸費用はかけずにANAマイルを貯めることは、マイラーにとって大切ですよね。
選択肢が多いだけに、クレジットカード選びに時間をかけてしまう人は多いです。
しかし、悩んでもマイルは増えません!
あなたの行動に照らし合わせて、ご自身に合ったカードを選択して、すぐに特典やサービスを使い倒しましょう!
ANAアメックスで迷われている方は、3枚のANAアメックスカードを比較した「ANAアメックスを徹底比較!特典を最大限に活用する裏技公開!」の記事も、よく読まれています。
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