無申告だけど…レンタルWifiは海外の経由地で利用可能?注意点と経験したWifiトラブル

海外旅行に行く時に、経由便になることもありますよね。
その際に、レンタルWifiはどうされていますか?
利用国を増やすと基本料金が上がるため、悩まれる方も多いです。
今回は、申請していない国でのレンタルWifiの利用が可能であるか、またレンタルWifiの注意点やWifiに関連したトラブルについてご紹介します。
Contents
そもそも申告していない国でレンタルWifiはつながるのか?
Wifiレンタル時に申請していない国でもWifiはつながることが多いです。
海外ローミングをするため、電源をつけると勝手に接続先を探しに行くからです。
しかし、海外ローミング料金が課金され追加料金を支払うことがあるため、使わないようにしましょう。
たとえば、イモトのWifiでは、1KBあたり2円の料金が発生します。
- メール300文字=20KB=40円
- Yahoo!閲覧=200KB=400円
- 写真=2MB=4,000円
と言った金額になります。
利用申請をしなかった国でwifiを利用するという行為は、Wifiレンタル会社との契約外の使用になるため、注意しましょう。
経由地がある場合、Wifiレンタルで複数国とすべきか
経由地がある場合も、念のためWifiレンタルで使用国として申請しておくことをオススメします。
または、日本で契約している携帯会社の1dayパケコースなどを利用できるようにしておくのも良いですね。
理由は、万が一のことがあるからです。
イスタンブールを経由地とした旅行での事例を挙げます。
最終目的地は、ドゥブロヴニク(クロアチアの観光地)で、トルコ航空イスタンブール経由の旅行でした。
乗り継ぎ時間は、3時間のみのため、Wifiレンタルで経由地使用は申し込みませんでした。
ところが、ドゥブロヴニク行きの飛行機に乗ろうとしたところ、パスポートの残存期限が不足していたため、翌日の日本行きを余儀なくされました。
日本行きまで20時間の時間がありました。
不足の事態のためにも、Wifiを確実に利用できる状態にしておきたいものです。
その時の詳細はこちらです。
複数国利用時のレンタルWifi各社の料金と条件比較
Wifiレンタルはいくつかありますが、複数国で利用することを考えると、諸条件が変わってきます。
レンタルWifi会社 | 一カ国利用時料金 | 複数国利用料金 | 通信速度 | 備考 |
1,580円/日〜 | 1,580円/日〜 | 3G | 世界周遊プラン | |
平均1,270円/日 | 1,480円/日〜 | 3G or 4G | 通信速度で料金が違う | |
680円/日〜 | 980円/日〜 | 4G | アジア・グローバルプラン |
グローバルWifiのトランジットオプションは割高?
グローバルWifiでは、1回1,500円(税抜)で、トランジットオプションをつけておくと、日数に関係なく、経由地でのWifi利用が可能です。
2,3泊の旅行の場合は、複数国利用としてレンタルする方がお得になります。
旅行期間と行き先に応じてプランを使い分けましょう。
トランジットオプション
利用可能空港 |
<韓国>仁川国際空港(ICN)
<中国>北京首都国際空港(PEK) /上海浦東国際空港(PVG) 【中国でご利用の場合はLINEやSNS、Google利用可能な特別回線のプランとなります】 <台湾>桃園国際空港(TPE) <シンガポール>チャンギ空港(SIN) <香港>香港国際空港(HKG) <イギリス>ロンドン・ヒースロー空港(LHR) <イギリス>ロンドン・ガトウィック空港(LGW) <ドイツ>フランクフルト空港(FRA) <フィンランド>ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL) <フランス>シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG) <カタール>ハマド国際空港(DOH) |
イモトのWifiの世界周遊プランは3G回線のみ
イモトのWifiでは、世界周遊プランがあります。
しかし、3G回線のみなため、選択肢としてはあまりオススメできません。
jetfiの複数国利用はお得度高い
jetfiは複数国利用でも980円/日〜と大変お得な料金ですね。
jetfiはあまり知られていない割に、お得度が高い海外wifiレンタルです。
行き先や日数、経由地の有無などを考慮して、海外でも最適なネット環境にしておきたいですね。
レンタルWifiや空港などのFree Wifiが利用できなかった経験談
私が今までに経験した海外でのWIfiトラブルについてご紹介します。
マニラでレンタルWIfiが不具合で使用不可だった例
2017年12月、羽田空港でグローバルWifiでルータをレンタルしました。
マニラ空港に到着した際に、ルータの電源を入れ、接続しようとしましたが、Wifiにつながりません。
そこで、空港のFree WIfiを利用しました。
Grabでタクシーを予約したかっただけなのですが、空港の外に出た途端通信速度の遅いWIfiは切れてしまいました。
結局、空港建物を出る直前にSIMショップがあり、そこで現地のSIMに入れ替えして利用しました。
5分ほどでセットアップまでしてくれて、滞在中快適に過ごせました。
やはり現地のSIMはスピードも早く、安く購入できるので良いですね。
ホテルに到着し、ホテルのWifiでLINEチャットを通してグローバルWifiのカスタマーセンターとやり取りをしましたが、復活することはありませんでした。
後日、全額返金されています。
ただ、3泊4日という少ない日数で、こういったトラブルに時間が取られるのは、正直苦痛ですね。
カスタマーセンターはしっかりと対応してくれたため、精神的には安心できます。
ホノルル空港乗り継ぎ時に空港Free Wifiが使えなかった例
2019年6月ホノルル空港で、カウアイ島に行く乗り継ぎ待ちの時に、空港Free Wifiを利用しました。
私は成田からANA便で、友人は羽田からハワイアン航空で飛び、ホノルル空港カウアイ行き搭乗口で待ち合わせしていました。
友人がWIfiレンタルしており、私は持っていませんでした。
ホノルル空港では、友人からLINEで連絡が来ており、受信することができましたが、なぜか、私から送信することができませんでした。
この時の現象は未だ解明されておりません。
ホノルルのANAエクスプレスバスの車内ではFree Wifiが使えなかった
2019年5月より成田からA380機が運行を始め、ホヌという愛称で親しまれています。
それを機に、ワイキキとアラモアナショッピングセンターを結ぶ2台の電気バスが走ることになりました。
その際に、車内でFree Wifiが使えるとされており、実際にスマホ上にWifi表示もされていました。
しかし、パスワード不明で、使えませんでした。
運転手さんもスタッフの方に聞いてもわからず。
どなたかのブログに、電気バスの中にパスワードが書かれた紙が貼ってあると画像付きで書かれていたのですが、2台ともその紙はありませんでした。
しかし、電気バスが信号待ちする度に、ショップからの強烈なWIfiが飛んでおり、細切れながらも、利用することができました。
その時は、カウアイ島への乗り継ぎ時間を利用して、ワイキキ散策に出かけた最中のため、レンタルWifiは持参していませんでした。
まとめ
Wifiレンタル会社へ無申告地でWifi利用が可能かどうか、また、注意点や実際にあったトラブルについてまとめました。
経由便を利用する際や、周遊で数カ国の旅行をされる際には、お得度の高いjetfiでレンタルするのも良いですね。
Wifiが使えるかどうかで、旅行の自由度や充実度が違ってくるため、もしものことを考えてWifi環境は整えておきましょう。